羽毛布団打ち直し・リフォーム・羽毛ふとん

日本羽毛製品協同組合とは

羽毛製品の品質向上・健全な市場の維持を目的とした、政府の認可団体です。日本国内の組合加盟数は100社以上になります。
主な活動内容については以下のとおりです。

・ラベルの発行

布団を購入する際、消費者が中に入った羽毛について直接調べることはできません。そのため、中には質の悪い羽毛布団を高い値段で購入してしまう場合もあります。

日本羽毛製品協同組合では、こうしたトラブルを防ぐために品質基準を定め、その基準を満たした事業者に品質推奨ラベルを発行しています。ラベルには、羽毛布団に関するゴールドラベルとリフォームラベル、ダウンジャケットなどに関するダウンウエアラベルがあります。

・定期的な試験を実施

ラベルを取得した事業者が基準に見合った製品管理を行っているかを調べるために、定期的な試験を実施しています。試験によって基準に達しない製品が見つかった場合は、工場で指導を行う他、ラベルの停止など厳格な処置を行います。

・日本工業規格の制定

日本工業規格（JIS）の原案を作る団体として、経済産業省に協力しています。また、羽毛の試験方法の規格作成にも関わり、品質の向上に努めています。

・国際会議への参加、意見交換

世界25カ国が加盟する国際羽毛協会会議や、台湾・中国・日本が開催する羽毛会議に参加し、積極的な意見交換を行っています。国際会議への参加を通して、日本の高い基準を世界へ広げることが目的です。

・羽毛に関連した情報を提供

羽毛に関する知識を広めるため、パンフレットやリーフレットを作成しています。また、組合の公式WEBサイトや電話・メールによる消費者相談・口コミを通じて、情報の提供を行っています。

・日羽協ニュースを定期的に発行

羽毛の情報や組合の活動内容などについて記載した「日羽協ニュース」を定期的に発行しています。

リフォーム認定工場とは

日本羽毛製品協同組合が定めた羽毛布団リフォーム制度の認定基準を満たした工場のことです。この制度は、羽毛の有効活用と点検商法におけるトラブルの予防とともに、消費者が心配することなくリフォームをオーダーし、心地よく羽毛布団を使ってもらうことを目的として設けられました。

認定を受けるにあたっては、組合による設備・リフォーム方法の立ち入り調査を受けなければなりません。問題ないと判断された事業者のみ、リフォームラベルの発行が許されます。

なお、リフォームラベルはカバーから取り出した羽毛を洗浄し、新しいカバーに入れ替えたものに付けます。羽毛の洗浄を行わず、新しいカバーに入れ替えたものにはリペアラベルが付与されます。布団のリフォーム業者を選ぶ場合は、ラベルを目印にすると安心です。

すやすやは日本羽毛製品協同組合認定工場です。羽毛布団の高品質なリフォーム・打ち直しが可能ですので、お布団の劣化にお悩みの方はぜひご相談ください。