羽毛布団のリフォームで重要な個別管理について解説
羽毛布団の品質が変わる!リフォーム前に押さえたい個別管理の重要性とは?
羽毛布団は長年の使用により、羽毛が潰れたり汚れが溜まったりと、次第に品質が低下します。このままでは保温性や肌触りが損なわれ、睡眠環境にも影響を及ぼしかねません。そこで必要となるのが羽毛布団のリフォームです。リフォームを行うことで品質が向上し、長く愛用できる羽毛布団に生まれ変わります。羽毛布団のリフォームを依頼するにあたり、個別管理の重要性などを押さえておくことも大切です。
羽毛布団の品質にも影響!個別管理の重要性やメリットとは?

個別管理の重要性
お客様ごとに羽毛布団を区別
リフォームの際にはまず、お客様ごとに羽毛布団を区別して、個別に管理します。羽毛や生地の状態などを丁寧に確認し、個別のリフォーム作業に入ります。例えば、ある布団の羽毛が汚れている場合でも、他の布団の羽毛と混ざることなく、専用の洗浄機で丁寧に洗浄されます。リフォーム後の品質を高く保つためにも、お客様ごとに羽毛布団を個別管理することは重要なのです。
羽毛の品質とグレードの維持
羽毛製品の品質は、日本羽毛製品協同組合が提示するゴールドラベルのグレードで確認できます。
【ゴールドラベルの主なグレード】
- プレミアムゴールドラベル
- ロイヤルゴールドラベル
- エクセルゴールドラベル
- ニューゴールドラベル
グレードが高いほど、優れた羽毛素材が使用されています。個別管理により、リフォーム後も同等のグレードを把握できるため、品質の劣化を最小限に抑えられます。
作業の効率化
羽毛布団のリフォームにおいて、個別管理は作業の効率化にも大きく貢献します。お客様ごとに羽毛を区別し、それぞれの作業工程を分けて行うことで、作業の無駄が省けます。例えば、個別管理を行っていない場合、大量の羽毛を一括で洗浄や乾燥する必要があり、作業効率が悪くなります。個別管理しているとお客様ごとに分けて作業できるため、作業時間の短縮などを図るうえでも重要です。
個別管理のメリット
羽毛の性能低下を防ぐ
羽毛布団のリフォームでは、古くなった羽毛を大切に扱い、羽毛本来の機能を維持することが重要です。個別管理により、お客様ごとの羽毛が混ざることなく区別されるため、羽毛の性能低下を防ぐことができます。個別管理を徹底することで羽毛の品質が適切に保たれ、リフォーム後の羽毛布団の機能を長期間維持することが可能となります。
リフォーム後の品質向上
個別管理によるリフォーム工程を経ることで、リフォーム後の羽毛布団の品質が大きく向上します。
これは以下の点が大きな要因と考えられます。
- 他の羽毛と混ざらないため、羽毛の品質とグレードが維持される
- 専門の作業工程に沿って行われるため、適切な洗浄・乾燥・除塵が施される
- 新しい生地に充填されるため、リフォーム前の劣化した状態から一新される
このように、羽毛の品質管理が徹底され、洗浄・乾燥などの作業工程が適切に行われることで、羽毛布団のリフォーム後の品質が格段に向上するのです。
布団の寿命延長
羽毛布団のリフォームを行うことで、布団の寿命を延ばすことができます。リフォームでは以下の作業が行われます。
- 解体と本洗浄による汚れ除去
- 乾燥と除塵
- 足し羽毛
- 新しい生地への充填と検品
これらの工程を経ることで、羽毛が新品同様の状態に生まれ変わります。適切なリフォームを定期的に行えば、布団本来の保温性や弾力性が維持され、長年にわたり快適な睡眠を享受できます。
個別管理やリフォームの一般的なプロセス

個別管理のプロセス
羽毛布団のリフォームにおいて、個別管理は非常に重要なプロセスです。
お客様別の個別管理カルテの作成
まず、お客様ごとに個別管理カルテを作成します。このカルテには以下のような情報を記載します。
- お客様の氏名、住所
- お預かり日、返却希望日
- 羽毛布団の種類、サイズ
- 要望事項
また、お客様から預かった羽毛の一部と、布団のタグ(ラベル)を添付します。これにより、工程の最後まで、お客様の羽毛が他のものと混同することがありません。個別管理カルテを用いることで、羽毛が入れ替わることなく、品質管理が徹底できます。
羽毛の完全分離と個別洗浄・乾燥
他の羽毛と混ざることがないよう、完全個別で解体します。羽毛は専用の個別管理カルテに記録され、洗浄・乾燥の工程においても個別に扱われます。徹底した個別管理により、お客様の大切な羽毛が汚染されるリスクを排除します。
リフォーム工程の概要
布団の洗浄と解体
まずは布団の形のままクラスターの小さい水で布団を洗浄します。水のクラスターが小さいので中まで水が浸透し汚れや不純物が落ちやすくなります。次に布団をラックに掛けて熱風で乾燥し、なおかつ回転式乾燥機にかけてふくらみを復元します。
次に布団を解体して羽毛を取り出し、お客様ごとに個別の袋の中に入れます。ここで他のお客様の羽毛と混ざらないよう細心の注意を払います。これで新品同様の清潔な状態に戻すことができます。
洗浄時の注意点は以下のとおりです。
- 最低限の中性洗剤を使用する
- 洗浄時間や水温、水量を適切に管理する
- 洗浄後、十分なすすぎを行う
このように、お客様の大切な羽毛を一つひとつ丁寧に扱うことで、高い品質を維持します。
除塵とパワーアップ
除塵は羽毛の品質維持に欠かせない工程です。長年使用したことにより壊れた羽毛のカス(ダスト)がでます。それを除去した羽毛に空気をたっぷり含ませるようにパワーアップさせます。次に新しい羽毛(足し羽毛)をします。
足し羽毛の品質(グースかダックか)も仕上がりの品を左右します。
充填と検品
集積した羽毛の情報を確認し、お客様の羽毛情報を入力します。洗浄済みの羽毛と新しい羽毛を側生地に1マスずつ丁寧に充填します。充填後は縫製し、検品します。検品を経て品質が確認された羽毛布団は、羽毛バッグに収納されます。
上記は一般的な工程です。利用するサービスや業者などによっても変わるため、事前に確認したうえで依頼することをおすすめします。
リフォームで羽毛布団を長持ちさせよう!
品質の良い羽毛布団は丁寧に扱うことで、長く愛用できます。また、リフォームでは傷んだ羽毛を取り出し、またまだまだ元気な羽毛も洗浄し、新しい側生地に入れ替えることで保温性を復活させます。新品を購入するよりも、結果的にコストパフォーマンスがよいといえます。
さらに、羽毛布団のリフォームは経済的な側面だけでなく、環境に優しい選択肢です。新しい羽毛布団を購入する代わりに、長年使用した布団を再生させます。
- 新たな羽毛の調達が不要になり、環境負荷を抑えられる
- ごみの排出を減らせるため、廃棄物の削減につながる
- 再利用できる天然素材で、リサイクルにも寄与
このように、リフォームを選択することで経済面と環境面の両立が可能です。プロによる高品質なリフォームを通じて、羽毛布団を長くご愛用ください。
羽毛布団のリフォームをご希望ならすやすやへ
羽毛布団は毎日の睡眠を支える大切な寝具です。しかし、長年使用していると羽毛が偏ったり、側生地が汚れたりして本来の性能を発揮できなくなります。すやすやでは、お客様の羽毛布団を1枚1枚丁寧に個別管理し、ご要望に合ったリフォームをご提案します。作業は、日本羽毛製品協同組合認定の自社工場で行います。側生地は60番手以上の超長綿、足し羽毛にはグースダウンを使用し、ダウンウォッシュ仕上がりで対応します。羽毛布団のリフォームは、ぜひすやすやにお任せください。
羽毛布団の打ち直しとリフォームについて
- 【値段】羽毛布団の打ち直し・補充の依頼前に!タイミングや見分け方などを解説
- 羽毛布団をダブルからシングルに打ち直し!サイズ変更の手順を解説
- 羽毛布団の打ち直し・サイズの変更などに関する基礎知識
- 羽毛布団の打ち直しの問い合わせ前に確認!見積もりなどに影響する要素
- 羽毛布団のリフォーム!シングル・ダブルのサイズ変更について解説
- 羽毛布団はリフォームか買い替えか?選び方のポイント
- 【羽毛布団リフォーム】認定工場の選び方と高品質なリフォームのポイント
- 羽毛布団リフォームの相談前にチェック!補修の必要性などを解説
- 羽毛布団リフォームを依頼!仕上がりの品質を見極めるポイントは?
- 羽毛布団のリフォームで重要な個別管理について解説
羽毛布団のリフォームなら個別管理を行うすやすやへ
会社名 | 株式会社 新津 |
---|---|
販売業者名 | 有限会社幸産業(羽毛布団リフォーム・打ち直し すやすや) |
店舗名 | 羽毛布団リフォームすやすや |
店舗運営責任者 | 新津 利子 |
株式会社 新津住所 | 〒402-0056 山梨県都留市つる1丁目5-2 |
有限会社幸産業住所 | 〒402-0031 山梨県都留市十日市場577 |
フリーダイヤル | 0120-456-245 |
TEL | 0554-45-6245 |
FAX | 0554-43-4177 |
メールアドレス | tencho@suyasuya.jp |
URL | https://www.umou.jp/ |

