羽毛布団リフォームを依頼!仕上がりの品質を見極めるポイントは?
羽毛布団をリフォーム!仕上がりの品質を確認するためのポイントについて
長年使い続けた愛着のある羽毛布団は、いつしか汚れが目立ったり、羽毛のボリュームが落ちたりします。そうなる前にリフォームを行うことで、新品同様のふっくらとした状態を保てます。また、新品を購入するよりも費用を抑えられ、コストの削減も可能です。さらに、長年お使いの羽毛布団を捨てずに再利用できるため、環境にも優しい選択肢となります。羽毛布団のリフォームを検討している場合、仕上がりの品質に影響するポイントなどを確認しておきましょう。
仕上がりの品質を確認するためのチェックポイント

リフォームとクリーニングの違い
羽毛布団のリフォームとクリーニングには違いがあります。例えば、クリーニングは羽毛布団の劣化がまだ軽い状態に行い、リフォームは羽毛布団の寿命に近い状態に行います。また、作業工程の違いとしては、そのままの状態で丸ごと洗浄するのがクリーニングです。一方、リフォームは、羽毛の洗浄や補充、新しい側生地で仕立て直します。つまり、リフォームはクリーニングに加えて、羽毛の補充や生地の変更も行う大がかりな作業といえます。羽毛布団の状態に合わせて、適切な方法を選ぶことが重要です。
羽毛布団の品質を確認するポイント
羽毛の状態と品質
【羽毛の種類】
羽毛には様々な種類があります。上位ランクの羽毛ほど保温性や肌触りに優れますが、価格も高くなります。羽毛の品質は、羽毛(ダウンボール)の大きさ・羽枝の長さ・ボリューム感で判断されます。理想の品質は羽毛が太く長く、ボリューム感があることです。
【羽毛の損傷具合】
羽毛布団のリフォームを検討する際、現在使用している羽毛の状態をよく確認する必要があります。長年の使用により、羽毛が次のような損傷を受けていることがあります。
- 羽毛のささくれや切れ端が目立つ
- 羽毛布団が扁平になり、弾力がなくなっている
- 羽毛布団に汚れやニオイが付着している
特に羽毛のささくれや切れ端が多いと、側生地を通り抜けてカバーの外に出てくることがあります。リフォーム後の仕上がりを長く保つためにも、損傷の程度を見極めることが大切です。
【羽毛のニオイと清潔度】
羽毛布団を長年使い続けると、羽毛に付着した汗や皮脂のニオイが気になってきます。また、ホコリや花粉なども羽毛に付着しがちです。リフォーム時の洗浄では、専用の洗剤を用いて、徹底的に汚れを落とします。さらに、乾燥工程でもニオイの原因となる菌やダニを除去します。丁寧な作業によって、羽毛布団のリフレッシュとニオイ対策などを行えるのが羽毛布団リフォームの特徴です。汚れやニオイが気になる羽毛布団は、リフォームを通じて清潔で衛生的な状態に生まれ変わります。
側生地の状態
【側生地の素材と品質】
羽毛布団の側生地には、天然繊維や化学繊維など様々な素材が使われています。側生地の素材によって寝心地が大きく変わります。例えば、綿は通気性や吸湿性などに優れています。特に超長綿は柔らかく丈夫です。シルクは吸湿性や放湿性に優れ、なめらかな肌触りが特徴といえます。これらの素材は側生地としておすすめです。一方、ポリエステルは蒸れてしまう可能性があるため、注意が必要です。リフォーム時は品質の高い天然素材の側生地などを選ぶことで、快適な寝心地を実現できます。側生地の素材選びは大切なポイントです。
【側生地の汚れ具合】
側生地に目立つ汚れが付着している場合、羽毛布団のリフォームを検討するタイミングとなります。
例えば以下のような汚れが挙げられます。
- 茶色くなっている
- 全体的に生地が黄ばんでいる
- 部分的に大きな汚れ(シミ)が付着している
このような汚れはクリーニングだけでは落ちないかもしれません。リフォーム時に側生地を新しいものに交換することで、きれいな仕上がりが期待できます。軽度の汚れなら、クリーニングで解消できる可能性があります。専門業者に相談し、適切な方法を選択することをおすすめします。
中わたの状態
【中わたの量と詰め具合】
中わたが均等に詰められているかどうかは、羽毛布団の質を大きく左右します。中わたの量が適切でなければ、布団が寝心地が悪くなったり、保温性が損なわれるおそれがあります。経験豊富な職人による作業で、中わたを均等に詰め込むことが重要です。丁寧な作業が行われた羽毛布団なら、適度なフカフカ感と体の凹凸にフィットする心地よい寝心地を実現できるでしょう。
【中わたのムラ】
羽毛布団を長年使用していると、中わたが偏ってムラができることがあります。特に頭や足元部分が偏ることが多いです。このムラができると、布団全体で均一な保温性が保てなくなり、一部は温かいのに他の部分が冷たくなるなどの問題が生じます。また、ムラができると布団の重みも偏り、使い勝手が悪くなります。長年使用し続けると、ムラだけでなく中わたの量自体も減少し、寝心地が大きく損なわれます。ムラや中わたの減少を防ぐためには、定期的な羽毛布団のリフォームが重要です。リフォームで新しい羽毛を補充し、充填し直すことでムラを解消し、ふっくらとした理想的な状態に仕上げることができます。
羽毛の洗浄・補充と側生地の仕立て直しについて

羽毛の洗浄と補充
専門的な洗浄方法
羽毛布団のリフォームでは、洗浄工程が非常に重要です。一般的に、以下のような手順で行われます。
- 前洗い…汚れを浮かせるために中性洗剤で前洗いを行う
- 本洗い…高温のお湯と特殊な中性洗剤で、汚れを徹底的に落とす
- すすぎ…きれいな温水で繰り返しすすぎを行う
- 脱水…遠心脱水機を使い、羽毛から水分を取り除く
- 乾燥…温風乾燥機で羽毛を完全に乾燥させる
このように、プロによる洗浄方法には、一般家庭では難しい高温や特殊な洗剤を用いた丁寧な手順が踏まれるため、衛生的で高い洗浄力が得られます。
新しい羽毛の追加
羽毛布団リフォーム時には、長年のご使用で減ってしまった羽毛を補う「足し羽毛」が追加されます。新しい羽毛を追加することで、暖かさとふっくらとした仕上がりが期待できます。足し羽毛の種類や量は、リフォームのメニューや布団のサイズ、業者などによって異なります。事前に確認することをおすすめします。
側生地の選定と仕立て直し
側生地の種類と品質
羽毛布団の側生地には天然繊維や化学繊維など、様々な種類があります。側生地の種類によって機能性や肌触りが大きく変わります。快適な眠りのためには、綿などの天然繊維を選ぶのがおすすめです。
キルト加工の重要性
羽毛布団のキルト加工とは、表生地と裏生地をマチテープで縫い繋げる工程のことです。適切なキルト加工がされていないと、次のようなデメリットがあります。
- 羽毛がかたまり、空間ができる
- 羽毛が偏りやすくなり、ムラができる
- 羽毛が抜けやすくなる
そのため、丁寧なキルト加工が施されているかどうかは、羽毛布団の品質を左右する重要なポイントです。
丁寧な仕上げ作業
リフォームの最終工程では、側生地の仕立て直しと丁寧な仕上げ作業が行われます。仕立て直しでは、キルト加工で羽毛が偏らず均一に広がるようにします。さらに細かな仕上げでは、側生地の縫製を丁寧に行い、角や端の始末をきれいに整えます。生地の質感を活かし、羽毛が均等に入るよう調整し、スムーズな肌触りと機能性を実現します。
品質の高いリフォームでは、こうした工夫や丁寧な仕上げが不可欠となります。
羽毛布団のリフォームに関するご依頼はすやすやへ
大切な羽毛布団をリフォームしたいとお考えの際は、すやすやにお任せください。日本羽毛製品協同組合認定のリフォーム工場において、適切な設備と環境のもと正しくリフォームを行います。ダウンウォッシュ仕上げで、側生地は超長綿、足し羽毛にはグースダウンのみを使用します。ダブルからシングルへのサイズ変更なども可能です。リフォームに関するご質問・ご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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羽毛布団の高品質なリフォームはすやすやへ
会社名 | 株式会社 新津 |
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