みなさんはお持ちの羽毛布団をどの季節に使用していますか?
夏には別の薄い布団を使用していらっしゃる方が大半だと思いますが、中には羽毛布団をそのまま使用していらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
「本来はどう使い分けるのが一番正しいの?」
「そもそも羽毛布団ってオールシーズン使えるものなの?」
今回はこのようなお悩みにお答えします!
まず結論から申し上げると、夏に羽毛布団を使用するのは当たり前かもしれませんが「暑い」です。
しかし、それは冬用の羽毛布団を夏に使用している場合に限ります。
羽毛布団には夏用のダウンケットと呼ばれる羽毛肌掛け布団があることをご存知でしょうか?
一口に羽毛布団といっても種類がありますので、その季節に合った羽毛布団を使用していただければ、どの季節でも快適に羽毛布団をお使いいただくことができます!
以下では4つのタイプの羽毛布団をご紹介します。
〇2枚合わせ羽毛布団
2枚合わせとは、肌掛けと合掛けを組み合わせたものを指します。
これらは8か所をボタンで留めることで組み合わせることができるので、寒い時には2枚組み合わせて暖かく、暑い時には1枚に取り外して快適にお使いいただけます。
こちらの種類の羽毛布団でしたら1つ持っておくだけでオールシーズン使用することができますね。
ただし毎日使うことになるため、その分羽毛布団の消耗が早くなってしまうことも意識しておきましょう。
〇冬用羽毛布団
ダウン率が90%以上の厚く保温性に最も優れているものがこの冬用羽毛布団です。シングルサイズでは羽毛量1.2Kg~1.4Kg入ったものを指します。
季節としては、冬だけでなくまだ寒さの残る春先や秋口にもお使いいただけます。
冬の寒さをしのぐには抜群の保温力を発揮してくれますよ。
〇羽毛肌掛け布団
こちらの羽毛布団は冬用のものと違ってダウン率が90%未満となっており、夏用の羽毛布団としてお使いいただけます。
夏に羽毛布団を使うことに対して抵抗のある方がいらっしゃるかもしれませんが、エアコンの効いた冷えた部屋ではその保温性が大いに生かされることでしょう。
お医者様がおっしゃるには「頭寒足熱」が大切 冷房または除湿はつけたまま 体は冷やさないように羽毛肌掛けをかけて休むのがベストだということです。
私も昨夏 クーラーの温度は27℃に設定し、羽毛肌掛けを掛けて休みました。例年に比べ猛暑といわれる暑さの中、体調を崩さず過ごせたのは羽毛肌掛けのおかげ?と喜んでいます。
また、羽毛布団は保温性だけではなく吸湿力もあるので、寝ながら汗をかきやすい夏場にはもってこいですね。
〇羽毛合掛け布団
冬用羽毛布団と肌掛け羽毛布団の間に位置する保温力を持つのがこの羽毛合掛け布団です。
ですので、寒い冬から暖かい春になるとき、暑い夏から少し冷える秋になるとき、夜風が心地よかった秋から外の空気が寒くなる冬になるときなど、季節の変わり目で大活躍してくれること間違いなしです!
また、マンションなど機密性の高い住宅では真冬でも羽毛合い掛けで大丈夫、というご家庭もあるようです。
今回は4種類の羽毛布団をご紹介しました。
これらを季節ごとにうまく使い分けるか、もしくは2枚合わせ羽毛布団を使うことで、羽毛布団をオールシーズンでご使用いただくことが可能です。
是非、季節に合わせた羽毛布団をうまく取り入れてみてくださいね。
羽毛布団選びに迷ったら、羽毛製品アドバイザー・睡眠環境寝具指導師の店長までご相談ください。フリーダイヤル0120-456-245(平日9:00~17:00)